2020年を目前にした今。東京で何に触れ、何を体験することができるのか――
歴史と伝統ある東京の中核の一つである芝・大本山増上寺とその周辺地区を舞台に、
参加者全員が高精度な位置情報を共有し、通信技術で繋がる一日。
参加者の動きと呼応し、光・音が完全に同期した、近未来の東京のシーンをご覧いただきます。
これまでにない歴史的なアート祝祭空間が、東京に出現します。
歴史と伝統のある東京・港区芝の浄土宗大本山増上寺とその周辺を舞台に行われる、光と音が織りなすパブリックアートプロジェクト。増上寺に点在する大小異なるステージやポートと呼ばれるオブジェに、参加者がオリジナルのバルーン型デバイスを持って近づくことで、距離感、位置関係によってデバイスが発する光と音が変化。さらに、正確に測られた位置情報によって、参加者の動きや密度に合わせた演出を行う。また、演出振付家MIKIKO率いるダンスカンパニー「ELEVENPLAY」がステージおよび会場内を自由に動き回り、同時多発的なパフォーマンスを披露。
メディアアートと産業、企業とのコラボレーションによって社会に大きなインパクトを与えるため、2006 年に法人化しました。今後の活動としては、外部のアーティストや研究者とも積極的にコラボレーションを行い、相互にインスピレーションを与えあうことで、新たなクリエイティブ領域を創生し、人類・社会に貢献していくことを目指します。研究・表現活動を通して世の中を変えていく人材育成も合わせて目標とします。