世界各地で活躍する6名の日本人建築家とアーティスト2名が、独自のパビリオンを設計し、国内外からの観光客や住民に未来の建築やアートとして紹介します。パビリオンは新国立競技場を中心とする半径約3㎞圏内に設置され、観客は地図を片手に宝さがしのように、あるいは散歩のかたわらに巡ることができます。
2021年7月、新国立競技場の目の前に現れる不思議なお茶室を、どうぞお楽しみに。
水面に空を映しながら、庭の中をさらさら流れる曲水のようなパビリオンです。
東京の各地に現れる、ふわふわと浮かぶ雲のパビリオンです。
大きなお椀が、街を行き交う様々な人々を包み込みます。
焼杉を用いて、新しくも、古くからそこにあるような、不思議な風景を作り出します。
人と植物が有機的に織りなす、路地の庭のようなパビリオンです。
段ボールとブルーシートでできた2つのお城が登場します。
真っ白な部屋に来場者がカラフルなシールを貼っていきます。
使われなかったデータや中止になったイベントなどの特徴をAIで抽象化し光として表示します。人々が目にするのは壁に反射するそれらの幻影です。
ワタリウム美術館を中核として当該事業のために設立された。中核となるワタリウム美術館は、スイスの建築家マリオ・ボッタの設計により1990年9月開館した私設美術館。展覧会作りの世界的な専門家を招き、コンテンポラリーアートの発展に国際的に貢献しているアーティストの参加を実現。国際的アートにおける日本の位置の再検討を迫る場であるとともに、日本やアジアのアーティストについても丹念な関係を構築している。