現代アートチーム目 [mé]として東京で初の大規模プロジェクトとなる「まさゆめ」では、国家、社会、性別、文化、人種など、さまざまな枠組みを超えて世界中からひろく「顔」を募集し、選ばれた「実在する一人の顔」を2021年の東京に浮かべます。
四年に一度の人類最大規模の集いの中で空に浮かぶ巨大な顔。その風景は、個であることと同時に公である我々の存在を見つめなおし、その不思議や実感をあらためて人類に問いかけます。
世界中が東京に注目する機会を、私たちはどのように迎えるのでしょうか。
アーティスト 荒神明香、ディレクター 南川憲二、インストーラー 増井宏文を中心とする現代アートチーム。個々の技術や適性を活かすチーム・クリエイションのもと、特定の手法やジャンルにこだわらず展示空間や観客を含めた状況/導線を重視し、果てしなく不確かな現実世界を私たちの実感に引き寄せようとする作品を展開している。