Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13

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PROJECTS

光の速さ -The Speed of Light-

本作はアルゼンチン出身の演劇/映像作家マルコ・カナーレによる演劇プロジェクト。2017 年にアルゼンチンのブエノスアイレス国際フェスティバルで初演、2019 年6 月、Theaterformen フェスティバルでドイツ版を発表。2021 年に発表する新作では、東京の街を舞台として、そこに暮らす高齢者と共に作るツアー型演劇作品を中心に展開する。世界が東京に注目する中で、高齢化社会を迎えた日本の首都東京において、その土地の高齢者と出会い、彼らを通して「東京」の文化や歴史に触れることで、新たな気づきを促す。
――東京に住む高齢者はどのように生きてきたのか?
――東京という土地をどのように見つめているのか?

東京をリサーチし、そこに暮らす高齢者にインタビューをして彼らの記憶や体験を基にした物語や、この土地に紐づく歴史に焦点をあてる。ツアー型の演劇作品を中心に、短編動画とドキュメンタリー映像によって補完しながら、東京という都市を様々な角度から見つめ、その先の未来をも想像させる作品を制作する。

開催概要

■演劇公演

公募により集まった東京在住の65歳以上の13名の出演者と共に東京の街をめぐるツアー型演劇です。まず、東京に暮らすシニア世代の個人史がパフォーマンスを交えて語られます。そして東京でのリサーチをベースにマルコ・カナーレが書き下ろした、過去・現在・未来の世界が交錯するフィクションの物語を上演します。異なる文化や歴史を背景にもつ演出家が出演者たちとの創作プロセスを通して、彼らと“共に人生をみなおす”ことで紡ぎ出された物語です。俯瞰的な視点の歴史や文化、伝統に、そこで生きる個人の思い出や価値観などいくつもの断片をちりばめた唯一無二の“東京”を体感する公演となります。

作・演出:
マルコ・カナーレ
能監修 :
喜多流能楽師 佐々木多門
歌唱監修 :
宮内康乃(つむぎね)
邦楽器提供・指導:
茂手木潔子(日本音楽研究)
横笛演奏協力:
鳳聲晴久(邦楽囃子笛方)
音楽監督:
フアン・バジャ
公募出演者:
相沢栄子、今井輝己、今中陽子、小川麗子、小澤淑江、郡いづみ、佐藤菊世、清水芳子、鍋倉和子、原野稲津美、平林貴男、美影ふじ、山本春美
出演者:
池部瑛大(子役)ほか
●日 程:
緊急事態宣言を受け、一部公演が中止となりました。
2021年5月22日(土)、23日(日)※23日は無観客公演,撮影
開演時間:14時
受付時間:開演30分~10分前
●会 場:
第1ポイント(集合場所):三軒茶屋駅周辺(公式サイト等にて後日発表)
第2ポイント(経由地点):世田谷区太子堂周辺各所
第3ポイント(最終地点):太子堂八幡神社 野外特設ステージ
  • ※徒歩による移動を含む合計3時間程度のツアー型演劇となります。
  • ※第1ポイントで集合後10~15名程度のグループに分かれ、スタッフの誘導により第2ポイント
    (3ケ所のうちいずれか)へ移動。第3ポイントでは再び全グループが集合します。
  • ※小雨決行、荒天中止
●定 員:
各回40名(予定)
●チケット料金:
一般¥3,000、25歳以下¥2,000*1、高校生以下¥1,000*1、小学生以下無料*2
(前売・当日共通) 障がい者手帳をお持ちの方は¥2,700および付添いの方1名無料*3
  • *1:当日受付にて年齢確認のできるものを要提示 *2:要保護者同伴 *3:当日受付にて障がい者手帳を要提示
  • ※車椅子やベビーカーをご利用の方および鑑賞にあたって介助を必要とされる方は『光の速さ』公演事務局まで要事前連絡。
  • ※新型コロナウイルス感染症対策のため、ご予約時にお客様全員の氏名、住所、連絡先をご登録いただきます。
●チケット発売:
2021年4月3日(土)午前10時開始
●チケット取扱:
①ローソンチケット
お申し込み: https://l-tike.com/
ローソン・ミニストップ店頭Loppi(Lコード:34454)
②Peatix
お申し込み:WEB /アプリ https://tsol2021.peatix.com/

■映画版「光の速さ」オンライン配信

上映期間:
2021年5月12日~31日

■公演記録映像 オンライン配信

公開期間:
2021年8月14日~ 2021年9月20日
主催:
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
後援:
アルゼンチン共和国大使館、世田谷区
協力:
太子堂八幡神社、太子堂五丁目町会、代官山ティーンズクリエイティブ
制作・運営:
合同会社syuzʻgen

PROFILE

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